PANJIT、1株あたり新台湾ドル80.8元でのChampionの株式公開買付けを発表
PANJIT International Inc.(上場企業、証券コード2481、以下「PANJIT」)は本日(2022年2月14日)、取締役会を開催し、Champion Microelectronic Corp.(上場企業、証券コード3257、以下「Champion」)の発行済み普通株式を1株あたり80.8元(新台湾ドル、以下同様)で公開買付けすることが承認されました。
公開買付け期間は2022年2月16日から3月17日まで、買付け株式数は最高2,400万株(株式の約30%)、最低400万株(株式の約5%)としており、買付け割合が最低買付け株式数に達した場合、本公開買付けが成立します。
この公開買付け価格は、独立した専門家である塗勝傑会計士の買付け価格公正性に関する意見書に基づいているほか、2月14日付けのChampionの終値68.5元で計算したプレミアム18.0%、過去10、20、60取引日の平均価格で計算したプレミアム率各22.18%、22.72%、20.27%、および2021年9月30日付けの財務諸表における1株あたり純資産20.85元を参考にしています。
PANJITは長年にわたり、ダイオード、TVS過渡電圧サプレッサ、トランジスタなどの半導体ディスクリートデバイスの製造に取り組んできました。近年は、MOSFET、IGBT、FRED、ショットキー、ESDアレイ等の関連製品の研究開発に注力するとともに、データセンターや産業用制御、車載用、電気自動車、5Gなどのハイエンド市場に適用できる第3世代半導体材料SiC(シリコンカーバイド)を展開しています。
今回のPANJITによるChampionの普通株式公開買付けは、主に財務的投資を目的としたものです。Championは電源管理ICのサプライヤーで、その製品にはパワーIC、パワーモジュール、電界効果トランジスタ、ファストリカバリダイオードなどがあり、製品の主なアプリケーションには、コンシューマ、コンピューター、産業などの分野が含まれます。Championの2021年の売上高は12億9,600万元であり、近年、その業績と利益はどちらも着実に成長しています。中長期的には、PANJITはChampionへの投資で適正な投資収益を実現するとともに、製品ラインアップの拡充、リソース統合、その他戦略的提携などを含め、両社のさらなる協力を図り、両社の資産と株主資本利益率の向上を目指しています。
PANJITグループは半導体業界にコミットしており、カーボンニュートラルを追求するこの時代に、グリーンエネルギーの開発がパワー半導体に大きな機会をもたらしている中で、「パフォーマンスの向上、消費電力の低減、温度の低減」を目指して製品開発を行うことで、持続可能な開発目標を推進し続けます。
プレス担当者:沈盈秀/謝百成
電話(直通):886- 7-9611105
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